第二回シンポジウムを終えて

第二回シンポジウムを終えて (3月10日)

今回は、王子駅近くの北とぴあにてシンポジウムを開催しました。
司会には、前回ゲストの東久留米市議岩崎さやこ氏を迎え、
元衆議院議員で金融機関勤務経験のある大くま利昭総支部長を
始め、区議会議員が講演を行なった。次回は経済だけでなく
今、日本に必要なことを議論する必要があると実感した。

大くま利昭は、現在の円安の動きや経済の問題点に言及
今回は特に医療費改革について言及、「世代分断」を起こさないことを
重要視し、高齢者も若い世代にも、負担を求め丁寧に説明し
進めてほしいと語った。

濱田知明は、今回は北区に新しいイノベーションという講演内容で
北区役所での様子などをレポートしたVTRからスタート。
北区経済政策「ハマダミクス」を発表。居住区としてのイメージが
強い北区に、経済特区を作り、海外からや国内の観光名所を作り
稼ぐ区役所の次のステージが必要と訴えた。
また、多くのアイデアを一般質問でもぶつけていき、今後も強力に
政策を前に進めていくことを発表した。

前回参加のときざき直行東京都政策委員から教育についての講演も
あり、学歴による賃金格差を企業がしない場合に減税を提案。
今後の教育改革に実業高校の充実などに積極的に取り組むよう提言した。

大月たけひろ荒川区議もスタートアップ企業の支援について講演
海外の企業の伸びに比べて、日本の企業がどんどん遅れをとっている。
GAFAMが米国の株価総額を伸ばしている要因だ、荒川区でも行なっている
新しい企業への支援を国家レベルで行ってほしいと意気込んだ。

シンポジウムでは、国民民主党森洋介東京都政策委員が、実質賃金を
上げないといけないのはわかるが、実質手取りをあげてほしい。
具体的にどのようにすればいいのか?
設備投資が増えれば、人材が必要。経済高循環の環境を作る。
大胆な社会保障改革も同時に進めるべきと語った。

特別ゲストの板橋区議会議員の高沢一基氏からも大くまさんに対して
「個人消費に対してのご見解を聞きたい」と新たな視点の質問があった。
大くまは、経済政策で儲かった企業が内部留保を貯めずに
給料・ボーナスに反映するように動く。即効性はないが、
長い目で見てほしい。

そのほか、少子高齢化、外国人が27000人超に増えたことなど
多岐に渡り激論が進んだ。

次回のシンポジウムをする前に、街頭での質問大会のような区民に近い
イベントを企画して、参加者を増やす取り組みをしていきます。

2024年03月19日